謎の実家と手分けをしてお節を作るのが恒例になっている。
といっても、大半が謎の担当である
妹の口車に乗せられて気が付くと損をする謎なのだが
食材を揃え、料理をし、1時間かけて届ける
そして、伊達巻となますだけをもらって1時間の道のりを戻る
一切費用はくれない、請求もしずらい
割に合わないと思いつつ毎年恒例になっていた
しかし、
3年前の元旦、移植後の病室へ妹が母と一緒に作ったお節を届けてくれたのだ
それは驚いた。
作ることができる今がどれだけありがたいのか、 という思いに変わった謎
劇的に不満が減ったのは病気のお陰
今年は『作らせて申し訳ないから、伊達巻とまなすを持って謎家に取りに行くよ』と妹からの申し出があった。
素直に嬉しい。