続き①

乾杯もしていないのに自分で作ってきた赤飯を山盛りに配る姑に
腹立たしく思いながらスタートしたお誕生日会

『謎さんは銀杏まできちんと入れた茶碗蒸しで偉いわね!
昔は良く作ったけど、中身なんて何でも良いのよ、温かければ』

褒めなくていいからこの一言は要らん
 
山盛りの赤飯を食べながらも、謎の料理を平らげる義姉の息子2人の
食べっぷりに謎の怒りも落ち着いてきた。

問題はココからだ
義姉が持参した本を読みふけり、爆笑する夫

ここで本を読んでどうする!

息子がプレゼントを欲しがっているのに気がつかず爆笑し続ける夫

乾杯も料理もプレゼントで喜ぶ息子の写真は無い。

ロウソクを吹き消す時に気がついて写真を撮ったのは謎ではないか
謎の頑張った料理の写真すら残っていない


ケーキと一緒に紅茶、コーヒー、緑茶を出しても足りず、しいたけ茶まで出した
ヤカン3杯分

会が終わり、
言わなきゃ良いのにどうにも抑えきれず
夫に物申した。
『謎の被害妄想だよ、飲み物だって謎が味を変えるから飲むんだよ
ずっと紅茶出し続けていたらそんなに飲まないよ』

怒り心頭の謎にそう切り返す夫

テーブル、ソファー、ホットカーペットの移動は夫に任せた

ふん!あたりまえじゃ