夫と兄と話をしていると妹と母が入ってきた。20時を回っていた。
母は妹に呼び出され駅前で食事をして、そのまま病院へ連れて来られたようだった。
15分ほどで母は兄を連れて帰っていった。
妹に『朝起きられたら来るね』と伝えているのが聞こえた。
私は自分の気持ちを抑えて両親に甘えずに育った。子供の頃は両親を振り回す妹が憎らしいと思っていたのだ。悟りに近づくにつれその思いは消えたが、少し羨ましい気持ちはある
とはいえ9歳も離れた妹である十分過ぎるほど可愛がってきたし、今は心から愛している。
2１時過ぎ、処置があると妹は自分の部屋へ帰っていった。
しばらくして妹が戻ってきた。
『良かったぁ〜実は熱上がっちゃって血液検査出してたんだよ〜問題なかったから。』気を揉んでいたらしい。
相変わらず、強くて優しい姉想いの妹だ
23時まで妹と話していたのでさすがに疲れた。夫も付き合っていたので相当な疲労だったと思う。
要らない荷物を持って帰宅してもらった。
